日が長くなってきたこの頃、
夕刻の葉守の光景は
ちょっと神がかった美しさ!
この一帯だけが アルカリ土壌なのか
毎年 紫〜ピンクになる一叢。
同じ姫アジサイのはずなのに…
西日のスポットライトを浴びると
鮮やかさが際立ちます。
この光の中 よく見ると
それぞれの「白」度合いが微妙に異なるアナベル。
アナベルの白によって
緑蔭ながらも明るい気配が常にありますが、
斜めに差してくる西日は
それをさらに際立たせてくれるのです。
フェイク・ドアに写り込むピンクの一叢が
何ともフォトジェニックなアクセントに。
ブルーの姫アジサイが
この不思議な光線によって
ハッとするぐらい鮮烈な存在感を放ちます。
一日も 人生も
こんな黄昏れ時の味わいが
ひときわ深く感じられるのでしょうね。
…自分もまた、そうでありたいもの。