袋片手に勇んで庭へとおもむいたのですが
ジューンベリーの木が思った以上に成長を遂げていて…
過去何年かのようには
やすやすとは採れない高さに果実がある…!
本気で収穫するには
いつのまにか
脚立が必須になってきていました。
うれしい誤算だけれど、ちょっと愕然。
これでは
鳥たちへの献上も 多くなろうというもの。
今日のところは なんとか枝先をしならせて
比較的簡単に採れるところのみ
いただくことに。
それじゃあ、と足元へと狩場を移してみると…
イチゴたちが
続々と順調に色づいておる、色づいておる。
ヘビイチゴたちも
負けじとたくさん赤い実をたわわにつけています。
伊東医院時代のこの庭には
近くの幼稚園児たちが いちご狩りに招かれていたと伺いましたが、
庭のラインナップにヘビイチゴが加わった今、
幼な子にとって
この二つの実を峻別するのは
きっと ちょっと難しいことでしょう。
ここのイチゴは
伊東先生がその昔植えられた古い品種なので
昔懐かしい甘酸っぱさと
ちっちゃめの まぁるい形。
細胞膜(?)があまりしっかりはしてないタイプなので
手荒に扱うと割とすぐグズグズになりがちです。
そんなことからか 先生は
自ら厨房に立って
よく いちごジャムを拵えていらしたとか。
結構 大量に採れたんですね。
今 ヘビイチゴジャムなら
そこそこ作れそうなぐらい実っておりますが…
何しろ 味も素気もないのが このヘビイチゴ。
決して美味しいものはできますまい。
ナメクジやダンゴムシをなだめすかして機嫌をとりながら
時間をかけて 本気で取りかかれば
イチゴもそこそこは収穫できるかもしれませんが、
頃合いに熟したタイミングに合わせて
コンディションを整えるのがなかなか難しい。
ナメクジやダンゴムシ、そして人間の…
というわけで…本日の採れ高↑
クラフティぐらいは作れそうです。