Hamori’s blog

ガーデンアトリエ葉守のひとりごとです。

今年もありがとうございました。

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葉守のエントランスを

迎春仕様にチェンジしました!

 

いつも思いますが

クリスマスから晦日までが短過ぎる…!

 

でも

余韻に浸る間も無く

ガラリとどんでん返しするのが習いとなっている日本が

今はむしろ 潔くて 好き。

 


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今年もお正月飾りは

ヴェロニカさんの力作。

 


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たっぷりのナンテンの赤実とナンキンハゼの白実。

そしてヒカゲカズラをあしらった

シンプルかつおしゃれな作品です。

 


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サンゴミズキの投げ入れから

センリョウと餅花に変わって、

急に甕界隈も初春ムードになりました。

 


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ソヨゴの実や

 


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マンリョウの実の

色鮮やかさと ツヤツヤ加減には

目を見張らされますね。

 


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自宅玄関には

オーソドックスな荒神注連縄を。

 


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毎年ながら

瑞穂の国に生まれたありがたさに

身が引き締まる思いがします。

 

来年こそ 

あらゆる穢れが祓われて

うれしうれしの世の中になりますやうに…

 


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年越しを待つ葉守の森庭では

十月桜や四季桜が ひそやかに咲いて

 

 


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冷たく澄んだ空気のなか

春への希望を育んでくれています。

 


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サラサボケの初々しい花や

 


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エリカ‘ウインターファイヤー’の朱赤が

すっかり葉を落としきった落葉樹の庭に

温かなアクセントを添えてくれました!

 

 

本年もいろいろなことがあり

みなさまに大変お世話になりました。

 

「老いるショック」(©️みうらじゅん)の数々で

ご迷惑をおかけしたことも枚挙に暇がありませんが…

 

どうぞこれに懲りず、

2022年も よろしくお付き合いのほど

お願い申し上げ奉ります。

 

みなさま どうぞお健やかに

良いお年をお迎えくださいませ。

 

 

 

 

 

Have Yourself a Merry Little Christmas

 

 

数あるクリスマス・ソングの中でも

一番好きなこの曲の

John Legendさんヴァージョンをご紹介します♪

 

古き良きハッピーな世界を表現していると思わせつつ

舞台裏を含めて俯瞰で見せる…という趣向です。

 

この世界の見え見えの茶番劇が

このままでは

どう転んでも保たないことが明らかになりつつある今を

予見していたかのようなPVですね。

(…考え過ぎ⁉︎)

 

 

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さて

今年のクリスマス・ケーキは

rosetteさんの

 


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TARTE AUX FRUITS SECS

(タルト・オ・フリュイ・セック)です。

 

ナッツやセミドライフルーツの森の中で

木こりの小人さんが暗躍している

というストーリー。

 

 


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とびきり美味しいのはもちろんのこと、

タルトの上で繰り広げられている

このセンス、この世界観には うならずにいられません!

 

雪降る森の林床の地被類を

砕いたピスタチオが表しているのですね。

 


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おお、これはまさに

The Fairy Feller's Master-Stroke…!!

 

参考:

https://www.rin-music-yougaku.com/entry/the-fairy-fellers-master-stroke-queen

 


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ナパージュされたドライフルーツが

青味を帯びて見えるのは、

羽生くんの演技が映し出されたTV画面の反映。

 

図らずも、

希望の光が見えた!!…気がいたしますね。

 

 

今宵 どなたさまにも

☆☆Merry Christmas☆☆をお祈り申し上げます。

 

 

 

 

Kew Gardensのクリスマス

 

今日 重大事態宣言が出てしまったロンドン。

Kewのこの催しが続行されていくかどうかはわかりませんが

予定では年明け1/9ぐらいまで開催されるはずでした。

 

この動画ではセクションごとに分けてまとめてくれているので

とても見やすいですね。


趣向を凝らしたデザインがいろいろある中で

The Christmas Cathedral (1:36ぐらいから)が 

シンプルだけど清らかな美しさが水際立っていて 一番素敵に思えました!

 

2:20ぐらいからの

何本かの大木の幹をスクリーンとしたプロジェクション・マッピング

この庭園ならではの展開で 素晴らしいの一言!

 

Wisleyのイルミネーションは結構ケバいなぁ、

と感じたのですが 

Kewは程よく上品なセクションが多いような。

 

 

 

それにしても、オミクロンねぇ…

Bowieが音楽を担当した

1999年の同名のコンピュータ・ゲームが

相当意味深であり

予告というか シナリオ通りの展開というか…

 

まあ、

多くの人に気づいたり目覚めたりして欲しくはないけど

全然気づかれないのも寂しいなぁ…

と言わんばかりの彼等の振る舞いは

相変わらず趣味が悪いねぇ、と横目で見つつ

そんなあれこれに振り回されないで

周囲の人々とのリアルな関わりを大切にして生きることが大事だと思う次第です。

 

 

 

 

 

 

クリスマス仕様③ (✴︎追記あり✴︎)

 

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1989年の

コペンハーゲンはイルムス・ボーリーフスにて

一目惚れして買った、

店舗オリジナルの聖歌隊のお人形セット。

 


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この季節になって 各ピースをこうして並べると

ストロイエの空気感まで鮮明に思い出せるのが不思議です。

 

世界がまともになったら

また訪れてみたいなぁ。

 

 


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ナンキンハゼの白い実を

子供靴の木型に挿して。

 

これは年がら年中飾っているのですが

この時期になると クリスマスの気配が漂ってきますね。

 

 


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アメリカンなハードウェアのお店で扱っていた

チラチラ点滅する ニセキャンドル。

単3乾電池2本で作動いたします。

 

 


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このフェルト飾りは

少々子供っぽくはありますが、

そもそも エセ基督教徒なため

クリスマスはノスタルジーを追求するのが

主たる目的なので

子供っぽさ 上等じゃねーか!

…と開き直ってます。

 

 


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チープなスノーフレーク飾りを

レトロな窓のレトロなクレセント錠に架けて。

 


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このサンキャッチャーも

いつもそこにあるのですが、

急にクリスマス文脈に参入(笑)

 

数えてみたところ

これは十八芒星だということが判明。

意外なツノの多さ!

 


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チェアパッドは

このように冬ヴァージョンに進化。

 

 

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ニセ E60スツールにも

この ふわシャギーなパッドを乗っけました。

アルヴァ・アアルトさん、

ニセモノに甘んじてしまってて ごめんなさい。

 

 

いろいろ見てまいりますと

結局は

クリスマスカンパニーの「364日クリスマス・イブ」イズムが

知らず知らずのうちに

心身に染みついているような気がしないでもありません。

 

ばぶり、恐るべし。

 

追記:

かつてクリスマスカンパニーを擁する(株)HONEYでお仕事をされていた方のブログ

その1)

https://tsukasabotan.livedoor.blog/archives/50300246.html

 

その2)

https://search.yahoo.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/licht-m-h/entry-12599855985.html%3Fusqp%3Dmq331AQIKAGwASCAAgM%253D

 

その3) (こちらはファンだった方のブログです。)

https://lineblog.me/yukacinnamon/archives/66582351.html

 

キネティクス!!

ハラッパA!!

かまわぬ!!(←こちらは経営が変わったものの継続営業中)

知らない人は知らないと思いますが

私の世界では一世を風靡しまくったお店/ブランドたち。

実体は無くなってしまっても 

その心意気とコンセプトのかけらは

私の中でずっと生き続けていますよ。

 

 

クリスマス仕様②

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ヴェロニカさんのリースをメインにし、

お庭友だちからのリースをサブに従えさせて

俄然賑やかになった葉守の玄関です。

 


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旧伊東医院のハイカラなドアに

ぴたりと納まったシックな華やぎ。

 


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毎年恒例のサンゴミズキ(通称:赤棒)の投げ入れが

華やかな彩りを与えてくれています。

 

どさりと投げ入れていても、

徐々に仕事で使うため日を追うごとに減っていくわけですが…

 


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玄関ドアを開けて入った先の

シューズボックス上スペースも

こんな風に飾りつけてみました。

 


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タータンチェックの膝掛けを敷き、

ミニスノーボールのライトとサツマスギをあしらっています。

 


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このガーデナー好みのミニツリーも

その昔 たしかアフタヌーンティーで入手したかと。

 

ジョウロやバケツ、スコップとレーキ

バードハウスなどなど

目の端に捉えたが最後

到底素通りできないオーナメントたちに

心を奪われてしまった記憶があります。

 

 


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1/6サイズのセブンチェアと

a tire d'aile(ティルデル)さんのミニミニクッションは 相性抜群!

 


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ひょんなことから知己を得ていろいろ学ばせていただいた

フードコーディネーターの故・丸山千恵子さんから頂戴した、

ガーデンモチーフのレリーフ

 


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一度も葉守へお招きすることが叶わないままでしたが

お空から見てくださってるような気が

時々しています。

 


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80年代

代官山にクリスマス・カンパニーができた折

お昼休みや仕事帰りに

しょっちゅうお邪魔していましたが、

手元に唯一残る、その頃の品がこちら。

 

ハンドルをくるくる回すと

「ママがサンタにキスをした」のメロディが流れてくるオルゴールです。

 

364日がクリスマス・イブ…というコンセプトの

楽しい楽しいおもちゃ箱のようなお店でしたが、

なんと今も

ヒルサイドテラスで営業されているようですね!

 

東風(トンフー)とか

ラポムヴェールとか

トムさんの店とか

懐かしすぎるその辺はどーなったんでしょうね。

 

ハリウッドランチマーケット

西郷山公園

バプテスト教会と商業高校

マダム・トキ

車屋さん

そして見えてくる 安藤先生設計の社屋…

あー いろいろ思い出してきます!

35年も昔の話なのが

ただただ信じられない うたかたの日々…

 


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さて 

2021年の西宮に戻って…

元小児科医院の元待合室の元受付は

こんな様子にデコレーションしましたよ。

 


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10年以上は使っている

スノーボールのライトを

窓周りに這わすように取り付けました。

 


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こちらも毎年登場のトナカイさん。

 


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たまには ニューフェイスも加えないとね…

ということで

 


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covent gardenのクリームオウルさんを

鳥籠に捕らえました(笑)

 

鳥が怖い方には申し訳ないのですが、

この睨みや リアルな脚の鉤爪など

なかなかの存在感が

大人クリスマスには

ぴったり雰囲気が合っているかな、と思っています。

 

(つづく)

 

クリスマス仕様①

 

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先日 柄ゆきをチラ見せさせていただいた

クリスマス・クッション。

このようにソファに鎮座させました!

 

白いソファの上ではぼやけてしまうので、

タータンのブランケットを

ソファ・カバーのように噛ませています。

 

壁面の二つの版画は

務川めぐみさんによる、雷鳥モチーフの作品。

雷鳥の連作のうち

もう一つ 「冬羽」という作品も所有しているので

この季節 どこかに加えたいところです。

 


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ソファ横のテーブルには

クリスマスっぽい洋書を二冊飾ってみました。

 

この縦長版洋書のシリーズには

spring in the gardenをはじめ

四季のバージョン(いや、冬のはなかったかも?)や

ハーブのものなどいろいろあって、

内容もさることながら

装飾品としても折々に活躍してもらっているのです。

 

本を飾ったり被写体にするのが好きなのは、

片岡義男氏の影響なのは間違いありません。

 


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毎年登場させる このささやかなツリーは、

以前六甲にあったa tire d'aile(ティルデル)さんの

手づくりオーナメントの数々を

ある年アフタヌーンティーで見つけた

ログ脚のツリーに飾りつけたもの。

 

あ〜、ティルデルさんたちに

また会いたいなぁ…

まだお若かったお二人、

余生にはまたお店を開いてくださらないかしら。

(…で、こちらも長生きしなきゃ…と、勝手に思い込む(笑))

 

ちなみに 壁に掛けたキノコの絵は

引頭真由美さんによる

秋冬にぴったりな作品です。

 


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五芒星でも六芒星でもなく

八芒星(オクタグラム)のオーナメント・ライト。

 

こちらはニトリ製なのですが

なかなか侮れない可愛さです!

 

室内限定のライトだと

こうしてまだいろいろ選択肢があるのだけれど、

屋外用となると、この何年か

まるでいいものが見つからないですね。

15年ぐらい前がピークだった気がしますが

こちらのサーチ力が落ちたのかなぁ…

 

いや それとも

もろもろ下火になって(させられて)

景気も悪く、

疫病騒ぎが決定的に

あらゆるものを劣化させてしまったのでしょうか。

 

良いもの、良い時代(少なくとも表面的には)を知っている身としては

絶対に抗いたい風潮なんですよね。

 

終始さるぐつわを噛まされて

おとなしく大本営発表に盲従…では

絶壁から海へ真っ逆さまの羊の群れになっちまいますよ。

 

 


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八芒星ライトもそうなのですが、

単三乾電池3個で機能する

どこでもイルミ。

 

電源コードを這わせる必要がない特性を活かして

ガラスのベースに忍ばせ、

テーブルのセンターピースに用いてみました。

 

リースのように

ヒカゲカズラ(生)とシュガーバイン(よくできたフェイク)を周りにあしらって。

 


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そんなこんなをじーっと見ていてくれる

このサンタは

お客様のイタリア土産として頂戴したもの。

 

お供に

何かのおまけだった海洋堂の小鳥たちと

サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局のショップカードを添えてみました。

(深い意味は特になし)

 

サンタが手にしている 道を照らすカンテラ

魔法の杖のようにも見えて、

クリスマス・マジックを盛り立ててくれているのです。

 

(つづく)

 

3つのクリスマス・リース

 

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ヴェロニカさんにお願いしていたリースを

ピックアップしてきました!

 


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ユーカリ、サツマスギ、ホプシー、 

エレモフィラニベア、シャリンバイ、

小ぶりの松ぼっくり、そしてベルギーナッツ。

 


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この小さな壺のような実がベルギーナッツ。

ユーカリ

このようなユニークな形の実がなる品種があるのですね。

 


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色とテクスチャーの取り合わせが素敵。

大人っぽいシックさのなかにも

楽しさがいっぱい…!

 

ヴェロニカさんの丁寧なお仕事には

いつもヒントをいただいています。

 


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葉守を訪れてくださった方から

レモンユーカリのシンプルなリースを頂戴しました。

なんて芳しい香りのギフト!

 


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お庭の木の剪定で出た枝葉を

くるんと輪っかにして

ワイヤーとリボンで束ねて。

それだけで

こんなに立派でおしゃれなリースに!

 

その日のテーブルの

センターピースとしても大活躍しました♪

 

さりげなく粋なお心づかい、

どうもありがとうございます!

 


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フレッシュな葉が

だんだんドライに変化していきつつ

クリスマスを迎えるのも

楽しみのひとつですね。

 

 

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留守にしている間に

もうひとつ

手づくりリースをお届けくださった方がおられました!

 

いつもうれしいサプライズをくださる、

素敵なお庭友だち(…と勝手に思ってます)からの贈りものです。

 

 

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あけびづる(かな?)の土台に

バランス良くあしらわれた、

ヒバorスギ、ヒイラギ、松ぼっくり

赤い実、黒っぽい実。

 

小ぶりなサイズのなかに

クリスマス・エッセンスが凝縮されています!

 

いつも 季節のよろこびを

惜しみなく分かち合ってくださることを

本当に幸せに感じます♪

心より 感謝申し上げます。

 

 

この何年かで

まわりにこうした素敵な方が

どんどん増えてきたように感じるのは、

自分たちもそういう境地になってきたから?

 

自らを取り巻く現実は

自分自身が作り出している…

という かめちゃん(亀井弘喜さん)の言葉は

結構真実を突いているのかも。