Hamori’s blog

ガーデンアトリエ葉守のひとりごとです。

mellow yellowの台頭

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実家の庭で

あちこちに咲き乱れるリュウキンカ

 

今年はお客様のところでも

よく増えているのを見かけます。

 


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ヒュウガミズキの ふんわり優しい花。


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クローズアップで見ると

ちょっと不思議なカタチですね。

 


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こちらはトサミズキ。


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ヒュウガミズキに比べると

蕊に赤味があるのが特徴です。

 

また

コンパクトな低木であるあちらに対して、

中木程度には大きくなるので

青空バックの写真となっているのでした。

 


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ラッパスイセン

 

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英国・ウェールズの国章でもあるこの花、

春を告げる希望の象徴という気がします。

 

 

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少し前の葉守のフクジュソウ


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既に盛りを過ぎて


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花芯だけになったものも。

エフェメラルの儚さよ…!

 

 

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お客様宅のミモザ


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日当たり条件に恵まれたものは

既に満開!

 

こちらも 

あちらこちらで当たり年のような…

 

そして

本日3/8は国際的に「ミモザの日」なのだとか。

 

切り花にしてしまうと

水あげがあまり上手くいかずに

シュクシュクと縮こまってしまいがちなミモザ

木で咲いている状態を眺めるのが

一番幸せを感じさせてくれるようにも思います。

 

 

さて…

mellowなyellowと言っても

特定の色の定義がある訳ではありませんし、

ましてや

70年代に生まれた清涼飲料水の色を意味している訳でもありませんので

あくまで感覚的にカテゴライズしてみました(笑)

 

“甘やかに熟した春の黄色”、

てことー!!

 

 

 

すご!!

中居くんのダンスの番組をなーんとなく見ていたら

s**t kingzという人々による

衝撃的なパフォーマンスが…!

 

例の 私のお気に入りであるところの

チャップリン映画「独裁者」の

クライマックスの演説じゃありませんか!

 

これに合わせて踊る⁉︎

…発想が素晴らし過ぎます。

 

ぜひ 字幕ON設定にて

じっくりご覧くださいまし。

(動画画面の右下中ほどあたりの

小さな歯車マークか

もしくは右下の小さな吹き出しマークを押せば

英語/日本語いずれかの字幕が選べます。)

 

LET ME TAKE YOU INTO THE GARDEN

日本でも2021年にはようやく公開されるかな?

…と言われて久しい映画“The Secret Garden”。

 

気になりながらも

今のところ続報が無いので

ときどきサーチをかけているのですが…

 

ノルウェーの歌姫AURORAさんによる

エンディング曲のリリックビデオを見つけましたので

とりあえずシェアさせていただきます

 

キングサリのトンネルの中を駈け抜けるシーンとか、

目眩くようなイメージが

ちらほら散りばめられているので

当面はこれで我慢…(笑)

 

劇場公開でも Amazon Primeでも

何でも結構ですから

早く見せてくださーい❗️

 

 

浅春の候

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強風雨が明けて

また寒気が戻ってきた今日。

ピリッとした風の冷たさの中に

春の兆しをあちこちに発見!

 


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花盛りのクリスマスローズ

顎クイで 顔見世とまいりましょう↓


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ピコティがおしゃれ一等賞!…かな。

 


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ムラサキケマンが咲いてきました。

 


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スノーフレーク


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ムラサキハナナ


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バイモとネモフィラ


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ゲウム'オレンジホビット


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スイセン"Tete-a-Tete"

 


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毎春 水栽培で楽しませてもらった

ヒアシンス球根を

その後に地植えしたものが、

次第にシラー的な花つきになってきて

ひと味違う野趣を感じさせてくれています。

 


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先日 ツインズの蕾をご紹介した

暖地サクランボが

早くも花を綻ばせています!

 


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春風駘蕩な日々も

もうすぐそこまで来ていそう♪

 

世の中いろいろありますが、

流布される「恐怖」に支配されて

春を楽しめないまま鬱々と過ごすなんて

たぶん 愚の骨頂じゃないかしらね〜

 

何のために生まれてきたのか

使命を思い出しましょうよ!!

 

 

雛のしつらえ

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明日は桃の節句

 

葉守の 元・待合室カウンターに

ささやかな雛飾りを設えました。

 


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いつもの手持ちの品々ばかりですが、

どうにかして

きらりと光る組み合わせにしたい…と

考える時間が楽しいのです。

 


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骨董の銅の箱は 蓋をはずして、

里庭で折れかかっていたのを救済した水仙を。

 

直接にではなく

ボンヌママンのミニジャム空き瓶を

中に仕込んでいます。

 


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長谷川先生の一輪挿しボウルには

桃のふた枝をあしらいました。

 


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湯布院は玉の湯さんからやって来た、

ほっこり可愛い土雛のご両人。

毎年

あったかい気持ちにさせていただいております!

 

背景の 小さな小さな金屏風は

堀萬昭堂さんの和文具コーナーで見つけたものです。

 

 


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玄関の甕には、

ヴェロニカさんから頂戴した

立派な桃の枝をバサリと投げ入れました。

 


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日に日に蕾がぷっくり膨らんで、

ちょうど明日あたり

何輪か花開きそう…!

 

日本で良かった、と心から思うひとときです。

 

背景の大切さ

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17〜18年ほど前の自宅のスモール・ガーデン。

これはこれで良かったのですが、

隣家の気配がちょいと気になる時があったりして

 


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ホームセンターで胴縁材を買い込んで来て

上半分だけ

縦桟の“なんちゃってフェンス”を作成したのでした。

 


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もちろん 保護のため

キシラデコール(ブルーグレイ色)で塗装を施し、

和モダンな雰囲気を楽しんでまいりました。

 

採光・通風ともに

なかなか良い感じでしたが…

 


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…が、

やはりそこは胴縁材の悲しさ。

 

17〜18年保ったのは大健闘でしたが

傷みが激しくなったので

先日ついに お役御免に至った次第でございます。

 


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ビス穴も若干

グスグスになっているところがあり

年月を感じました…

 

這っていたツタが

決定的な崩壊を防いでいたという感じ。

ありがとう、ツタ!

ありがとう、胴縁!

 


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前回の 胴縁材の縦桟フェンス製作時

地味になかなか大変だった記憶から、

この度は WOODPROさんにパネルをオーダーして

取付けのみ頑張ることにいたしました。

 

 


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こういう格子パネルを自分で塗装していくとしたら

気が遠くなっちゃうんじゃないかと思い、

ホワイトベージュ塗装も同時に依頼。

 

両面や側面までムラなく塗るとなると

なかなか面倒くさく大変なことなので

これを外注できたのは大きいです。

 

元々ある下半分のフェンス

(風が抜けるポリカ製品)も

経年で変色気味なこともあり、

今回は下から覆うフルサイズに。

 


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近年は 台風や爆弾低気圧など

昔では想像もつかなかったような強風が吹くことがあるので

風が抜ける仕様であることが

何においても重要ではないかと思います。

 

そういう訳で

抜け感のある格子ではありますが、

びっしり塞がずとも

こちらの庭世界は十分に確立できています…!

 

植栽だけで

庭景色を構成しようとする行為には

やはり限界があり、

木々や草花を引き立ててくれる

このようなニュートラルな背景が

あるに越したことはないように思います。

…いえ、絶対ある方がいいです!

 

 

 

この歳月の間には

和モダンを楽しむ原点だった

縁側のある和室は

床タイル張り+モリスの壁紙の洋室に

ちゃっかり様変わりさせていることもあり、

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知らず知らずのうちに

このモリスの柄に寄せていっていた…

という気もいたします(笑)

 

(↑画像は

https://www.william-morris.jp/works/wallpaper-trellis.htmlより拝借しました。)

 

 

 

 

 

バラ科たちの目覚め

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先月ぐらいから ポツポツ開花が見られた

更紗木瓜(サラサボケ)ですが

ここへ来て 

本格的に花を咲かせてまいりました!

 


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赤白染め分けの花をつける品種なのですが

このように桃色をぼかした感じになることも。

 


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薬効がある実を活用するため

平安時代

中国から渡来してきた 木瓜

 

観賞用にあれこれ

品種改良が行われ始めたのは

大正時代に入ってからと伝えられています。

 


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清らかで

恥じらいを含んでいる

初々しい様子が可憐ですね。

 


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でも、トゲにはご注意を!

 

このトゲのせいで、

かつては

鬼百合・彼岸花とともに

慶事に生けてはならない花とされていたのだそうで…

 

今も 

トゲを外してから生ける習わしのようです。

 


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アンズの花芽もふくらみ

 


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暖地サクランボの蕾も目立ってきました!

 


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この段階からツインズになってるからこそ

サクランボのあのなり方になるわけなのですね!

 


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ベンチの後ろに先日植えた

ブルー・マジェンタは

 


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新芽から葉が展開し始めました。

 


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だまし絵ドア脇の ポール・ノエルはと言うと

 


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スロースターターながら

芽が活動し始めた様子。

 


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古顔のノイバラも

負けじと 葉を繁らせ出して、

新入りに貫禄を見せつけようとしている感じ。

 

 

バラ科の面々を筆頭に

すべてが動き始めたのを感じる、

三寒四温な二月下旬の庭です。