Hamori’s blog

ガーデンアトリエ葉守のひとりごとです。

変化を少しばかり

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十年以上前に

御影のナンタケットカントリーさんで購入したバードハウス。

あちこちへ移動させられたのにも耐えて

まだ現役で活躍できるコンディションをキープしています。

 


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今回 森庭の栗の木をすっきり剪定したこともあり

フォーカルポイントも兼ねて

その中程に取り付けてみました。

 

葉が繁ってくれば、

鳥たち(願わくばヤマガラシジュウカラ)の

お眼鏡に叶ってくれることもあるかな…と

仄かな期待も込めまして。

 


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「バードハウスあるある」の

スズメバチ(そのほか蛇とかも)のアジトになるのは

ご遠慮申し上げたいです(笑)




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紅梅「道知辺」からは馥郁たる香りが漂って。

すぐ近くの梅林の木々へ

目覚めを呼びかけているかのよう。

 


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里庭に登場したミモザ(ギンヨウアカシア)。

 


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まもなく咲いてきそうなミモザのつぼみがいっぱい!

 


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残念ながら

お客様のお庭へ旅立つ前に

ここへ仮植えされている状態なので

ひととき見せてもらっているだけなのですが。

 

春の息吹きは確と受け取らせていただきましたよ。

健やかな成長を祈ります。

 

 

また増えました…いや、増やしました!

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もう十分あるじゃないの、という

内なる声も聞こえつつも、

やはりまた手に入れてしまったスタンプたち。

 


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なんだかくすぐられちゃうんですよね…

この抜け感のあるチャームに。

 

種まきしているおじさんや

木を植えようとしているおじさんのなんて

われわれが持ってなくてどうする、と…(笑)

 

単なる蒐集癖によるものではなく、

郵便物その他に実際に捺して

受け取った方にちょっと笑顔になっていただけたら…

という想いがあるのでございますよ。

いや、ほんと。

 


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今日も青空バックに

ムクロジの雄姿が映えています。

 

 

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とてもすべては拾いきれませんが

落ちてきた実を集めておりまして。

 


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うっすら透過性のある果肉の中に

黒っぽい種が潜んでいるのが見てとれます。

 

ガラス瓶の中にどっさり入れて

室内に飾るのも

なかなか素敵なもの。

 

 

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福寿草はますます花開いて…


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隆盛を誇る、というのは

妖精には似つかわしくない表現ですが…(笑)

プチ隆盛を誇っている 立春明けの葉守です。

 

 

光のパワーアップ

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暖かな日差しが戻って来たので、

これまでに外れて

地面に落ちたりしていたサンキャッチャーを

再び取り付けることにしました。

 


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表面の汚れをきれいにしてから

テグスで吊るす準備をしています。

光の反射や虹色スペクトルに

この時点で既にうっとり…

 


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必ずしも元の位置ではなく、

バランスを見て

然るべき枝から吊るしていきます。

 

低い位置ばかりにならないよう

脚立を用いる方がいいかも。

 


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中に映り込んでいるのは

飽かず眺むることができる小宇宙。

 


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あちらこちらでキラキラ、キラキラ☆

 

とっても手軽にできる光のパワーアップなので、

庭空間をもっと面白がりたい方へは

超おすすめです!

 

 

 

 

Grow Your Own

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葉守サテライト・ファーム(と言っても 実家ですが)では

種から育てた野菜たちが

寒暖差のある気候を乗り越え

頑張って成長を続けています。

 

これは ソラマメ。

特に支柱は要らない、と踏んでいますが

今後の伸び具合を見守りたいところ。

 


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水菜。

伸びた葉から摘み取って食しているので

このような状態です(笑)

 

 


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玉ねぎは少々ヘソを曲げているのか

なかなか成長してきませんねぇ…

 


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源助大根。

 

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半分以上は収穫済みで

随分楽しませてもらいましたが

まだ少しお楽しみが残っています。

 

でも そろそろ

イムリミットは近づいてきているかも…

 


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万能ねぎ。

こちらも 適宜摘み取って使っていますのでね。

 

 

 


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菊菜。

これはいまいち芳しく成長しなかったので

今後の課題となりました。

 


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種から育てる野菜づくりの良いところのひとつは

間引いた可愛い収穫物も

存分に味わえること。

 

 

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間引き菜や

新鮮な人参や大根の葉っぱの美味しさたるや、

想像を軽く超えていますよ!

 


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さて 一方こちらは

あるお客様宅の、

元々は生垣だった植栽域を

家庭菜園へと生まれ変わらせた最新事例↑

 

…実は 昨日完成したばかりです(笑)

 

 

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奥行きをほぼ占領していた

生垣のキンメツゲを全撤去し、

目隠しフェンスを設置いたしました。

 

50センチほどのこの奥行きは

お手入れや収穫がしやすく、

当面は必要にして十分な

菜園スペースが生み出されたという訳です!

 

 


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春を待つサテライト・ファームの

畝の脇では

オオイヌノフグリがこんな可憐な花を。

(…名前…!)

 

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このブルーは

紛れもなく

早春のカラーパレットからの贈りものですね…♪

 

 

春支度の追加など

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先日 春支度が完了したと言いましたが、

まだまだやることはありました…

 

そのひとつは、

大きくなり過ぎて

隣地へ迫り出していた栗の木を

幾分縮める作業です!

 


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手持ちの中で一番長い梯子で登り、

枝先の方へは直接木に乗り移っての高所作業。

 

あらゆる面での瞬時の適切な判断力と

高い身体能力が必要なので、

そこは適任者にお任せして

われわれは下から見守ることにしました(笑)

 


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運び出された伐採枝。

 

硬い栗の木なので ずっしりと重く 

相当にいかついため、

見た目以上に 処理が大変なこと、大変なこと。

 

その甲斐あって、剪定後の姿はスッキリ。

明るくなった樹下の植生状況には

春から変化が現れて来そうです。

 

ただ、これまでのような栗の実つきは

しばらく期待できそうにありませんね…

 


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今年もいくつか植えたのは

雲間草という和名ではありますが

実は北欧原産の西洋種であるこちら↑

 

改良されてかなり育てやすくなっていますが

元々は高山植物だけあって

岩石と組み合わせると とても似合います。

 


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鉢植えにすると

園芸品種 園芸品種して見えてしまう雲間草ですが、

地植えにすると

割とナチュラルに見えてくると思われませんか?

 


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先日肥料をあげた

貝母(バイモ)には花芽が覗き、


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スイセン‘タリア’にも 小さな蕾が。

 


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クリスマスローズ

そこかしこで蕾が開花し始めており

 


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ワクワクするような期待感に満ちています。

 


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おっ、美人さん発見!

 


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うつむき加減の美人さんには

思わず「あごクイ」をして

正面からお顔を拝見したくなりますね。

 


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今年も

スノードロップがあちこちで可憐な姿を見せてきました。

 

スプリング・エフェメラルとして

福寿草とともに

もはや この庭に欠かせない存在です。

 

 


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これは 葉守ではなく

とある場所に群生するスノードロップたち。

 


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毎年 少しずつ増えて

この限られた季節に楽しませてくれています。

 


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スカッと整えられた

メタセコイアの大木の樹下が

この子たちの居場所なのですが…

さて

ここは一体どこでしょう⁉︎

 


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正解は

宝塚の陽春園さんの敷地内!

 

ただ花苗を販売するだけでなく

このような様子も見せてくださっているのは

とてもありがたく うれしいことですね。

 

スプリング・エフェメラルを通して得られる啓示に

誰もが気づいて 心動かすような…

風の時代には

そんな事態になったらいいなぁ。

 

 

 

 

 

早春の黄色たち

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今日の節分を境に

明日から 暦のうえでは春…!

 

という訳で

葉守の庭にも 兆しがあちこちに。

 


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スプリング・エフェメラルの代表格である

福寿草が次々につぼみを綻ばせています!

 


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黄金色の花冠のように

リース型に広がった一叢。 

 

おそらく元の株はこの中心にあり、

そこから四方八方へと

茎や根を伸ばしてきたのだと思われます。

 


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太陽の光を浴びて

生き生きと輝いていますね!

 

短い生命を

精一杯謳歌しているかのようで

胸を打たれます。

 


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清々しい香りに誘われて

ふと見上げると…

 


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ロウバイの花がいっぱい…♪

 


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少し手折って生け花にしたくなる、

水際立ったこの佇まい…!

 


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エントランスに植えた

スイセン‘テート・ア・テート’。

 

この小ぶりな姿が

大木の樹下にあって 

絶妙なバランスの彩りを添えてくれていますね。

 

 


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実家の庭でも

早くもリュウキンカが一輪!

 


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クローズアップで見ると

不思議なシックさが立ち現れて、

また別の花のような表情が。

 

 

三寒四温の気候のなか、

「春の妖精」といった風情の

黄色の花たちが奏でる春本番へのプレリュード。

 

奇妙で不穏な今の状況において、

この妖精たちが

どれだけ 心を励ましてくれることか。

 

 

 

 

 

 

 

Back for the 2021 Gardening Season

 

アメリカ・オクラホマシティ在住の

ガーデナー兼ブロガー兼その他もろもろインフルエンサーであるLinda Vaterさん。

 

2021の庭シーズン始動ということで、

クリスマスローズについて

動画をアップしてくれました。

 

古い傷んだ葉や茎や落ち葉など

(まとめて“debris”と表現するのですね)

ある程度取り除いてやることで

病気のもとになる雑菌やナメクジなどの心配が減り

新芽(これは“babies”と…!)がはっきり見えてくるのだと。

 

まだ余寒があるなか

マルチングとして残すべきかどうか

常に悩むところですが、

クリーンアップした方が 

急に生き生きと春めいた一角になるのは確か。

気持ちはよーくわかります!

 

 

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たまたま昨日

トータス松本目当てで見ていた「あさイチ」でも

クリスマスローズのミニ特集をやっていましたよ。

 

花びらに見えるところは実は萼(ガク)であり

花芯のまわりのところが本当の花なのですが、

そこを強調した新種が作られていたり↑

 

 

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ダブル、トリプル、いやそれ以上の

フリフリ品種作りが過熱していたり

 

その他 花の中まで純白のものとか

これまでにない色彩の品種がどんどん現れてきていますね。

 


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珍しいものは

一株がこんな値段で流通しているそうな…!

 

ここまでのものに手を出さなくても、

かなり安くなってきたスタンダードな品種でも

そこそこのお値段の ちょいレアなものでも

どれも十二分に魅力的なのが

クリスマスローズ

 

エレガントな花だけでなく

常緑の葉はグラウンドカバーとしても大変有効なので

われわれもずっと

庭のマストアイテムだと 心底思っています。

 

Lindaさんは

お部屋に花をいける際にも

この葉を重宝されているんだとか。

わかるわかる、その気持ち。

 

 

ところで

世界最高峰と言われる、英国王立園芸協会主催のガーデンイベント

チェルシー・フラワーショー」が

9月に延期になったとのニュースが入ってまいりました。

https://www.rhs.org.uk/about-the-rhs/policies/coronavirus-statement

 

秋には567を収束させようという計画なのですね。 

わかります、わかります。

女王陛下のお膝元ですからね。

そろそろ庶民どもにちょっとの娯楽を与えてやろうか…

わらわも見に行きたいし…って感じ?

 

各ナーサリーやデザイナーは

プランツプランをガラリと変えなければならないでしょうから

さぞや大わらわだと思われます。

 

再延期や 挙げ句の果てに中止、なんてことには

絶対なってほしくないので、

Peacefulな世界線に辿り着けるよう

極めて微力ながら 良い波動をじわじわ広げていきたいです!