Hamori’s blog

ガーデンアトリエ葉守のひとりごとです。

微妙なせめぎ合い

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ピンク勢のいきおいを感じる、この奥まったエリア。

イチョウの木を取り囲んで

スターに憧れる追っかけ軍団に見えてきました(笑)

 


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八重咲きシュウメイギクの細い花びらには

独特のgirlyな華やぎがありますね。

 


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手前のカーリメリス、

真ん中あたりに広がる白シュウメイギク

それら白花軍団に対抗して

その奥に控えているピンクの分量が

日に日に増えてきているように感じられます。

 

 


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とは言え

シュウメイギクも踏みとどまって

定量を咲かせ続けて

頑張っているのでした。

 


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色彩をある程度効かせるには、

これぐらいの中輪の花が不可欠なのですね。

 

 


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アップにも耐える、

キンポウゲ科の魅力たっぷり。

 


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気温が下がって

コリウスの発色がまたきれいになっていたり

 


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コルチカムの花茎がにょきっとお目見えし、

間もなく花を開かせそうだったり…

 

この庭は

ぱっと見 何も目立つ変化がないようで、

その実 さまざまなものたちが

しのぎを削っているバトルフィールドでもあるのです。

 

Garden&Garden

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ただいま発売中の

「Garden&Garden vol.75(2020年冬号)」に

弊社アトリエの取材記事を掲載していただいております。

 

6ページにわたって

葉守の魅力をたっぷりご紹介くださっていますので

ご興味のある方はぜひ書店でお手に取って

お気に召しましたらご購入いただければ幸いです。

 

街から書店が消えつつあるこの頃、

amazonなどでもお取り扱いがございますので

よろしければ↓

Garden&Garden vol.75 https://www.amazon.co.jp/dp/B08HRV2RL6/ref=cm_sw_r_cp_api_i_5OuLFbZ2RHX4Q

 

 

秋明菊


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このところ作庭工事が続き

葉守の庭を愛でる時間が取れないでいるのですが、

主無くとも子は育つ…

シュウメイギクが咲き揃ってまいりました!

 

 

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白の方が多いのですが

このピンク勢も近年は頑張っています。

 

 

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「菊」と名付けられてはいても

シュウメイギクアネモネの仲間な訳ですが、

純然たるお菊さんのこちら

ノコンギクも秋の風情を漂わせながら

可憐に咲いています。

 

 

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シュウメイギクを背景に従えて

さらに秋色に色づいたノリウツギ

 


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急に気温が下がってきたこの頃

どの花も

花色がはっきりくっきりしてきたような。

 

手前の秋咲きアジサイ‘アスペラ’の

否応ない存在感たるや…

 

空や空気が澄んできて

(実際はそうでもないのかもしれませんが、

そう思うことで 現実化させたい)

心地よい秋の深まりを感じます。

 

蚊も減ってきましたしね。

 

 

 

 

 

 

 

ROMANCE

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11/18にリリースされる

宮本浩次初のカバーアルバム「ROMANCE」。

 

収録曲は以下のラインナップ↓

1.あなた
2.異邦人
3.二人でお酒を
4.化粧
5.ロマンス
6.赤いスイートピー
7.木綿のハンカチーフ-ROMANCE mix-
8.喝采
9.ジョニィへの伝言
10.白いパラソル
11.恋人がサンタクロース
12.First Love

 

(初回限定の弾き語りカバーのデモ音源も

楽しみでしかない!)

 

先日 NHKの「The Covers」で先行披露してくれた「化粧」には

本当に度肝を抜かれましたよね。

 

何というか…宮本って…

ピクシー(妖精さん)なんじゃないでしょうか?

 

そのあたりを見抜いて 

最良のプロデュースを行った小林武史さんは流石だし、

なんだかんだ言っても

そのエッセンスを感じ取ったリリー・フランキーの感受性アンテナは信ずるに値しますね。

 

筒美京平先生の訃報と入れ違いに

このような名盤(予定…!)の詳細が発表されたことにも

何やら意味を感じます。

 

 

アルバム・ジャケットもめちゃくちゃカッコ良いですな〜

 

赤いドット12個中、林檎が4個も…

なかなか意味深です。(笑)

 

 

 

 

秋庭パトロール②

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秋咲きのアジサイ・アスペラ。

野趣がありながら、華やかさも併せ持っているこの品種を

この庭に迎え入れて本当によかったと感じます。

 


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咲き進んで 

微妙に紅色が差してきたノリウツギ

 

 


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池のほとりに植えた

白花のサクラタデも見頃を迎えています!

 


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ミズヒキの白と赤が咲き揃って

時ならぬめでたさも満点。

 


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名残りの彼岸花が二つ三つ…

まだまだきれいじゃありませんか!

 


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まとまって咲く

迫力の黄色リコリス

 


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フェイジョアシュウメイギク

ただでさえくっつき気味のところへ

参入してきたのは…

 


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つるで絡みつくヤブマメ…!

シルエットを台無しにしてくれちゃってる訳ですが、

今この時期に咲くヤブマメの花って

妙に綺麗なんですよね〜

 


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ほかでも

この庭のあちこちで出没しているヤブマメ。

 

とりあえず花は見ておきたい…

という気にさせられちゃいます。

それぐらい妖艶な佇まい。

 

(このあと鞘ができていくと

結構むさくるしくなってしまうので、

退場勧告が出る公算高し。)

 

 


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バラ’マクミランナース'の

立派なローズヒップができていたり、

 


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久保柿が少し色づいてきていたり、

(「裏年」にあたるようで、今年はとても貴重な実になりそうですが)

 

 

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ムクロジの落果が日々増えてきたり、

(いろんなフェーズのものを並べてみると

とても可愛くて興味深い!)

 

時が止まっていたかのような今年なのに、

急に辻褄合わせの如く

季節が駆け足で動いているのを実感いたします。

 

 

 

秋庭パトロール①

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一週間ほど観察できないでいた葉守の庭。

台風の影響は幸いほとんどなく

季節は順調に進行しているようで ちょっとホッとしました。


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ナツハゼの色づきが まず目を惹きます!

 


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そして その実もまた…


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赤い実が黒っぽく変わってきています。

ブルーベリーに近い味わいらしいのですが

未だトライできておりません…

 


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紅葉に似た効果をもたらしているのが

夏からずっと頑張っているコリウス

 


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気温が少し下がって

発色がくっきりしてきた感じです。

 


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開花前のフジバカマ。

(背後でぼやけているのはホトトギスです。)

 


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栗の樹下では

ツリバナマユミの赤い実が存在感を示して。

 


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弾けた実は まるで花のようにも見えますね。

 


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イヌタデツユクサ

道端にも趣きが散りばめられております!

 


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数あるジューンベリーの木ですが、

 


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光の当たり具合によって

黄葉し始めているところもチラリホラリ。

 

 

台風が遠ざかって

季節はずれの夏日となった今日でしたが、

忍び寄る秋の深まりは隠しようもないのでした。