Hamori’s blog

ガーデンアトリエ葉守のひとりごとです。

アメリカリョウブとノリウツギ

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開花までがゆっくりだったアメリカリョウブ。

いま綺麗に咲き揃いました!

 


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詳細な品種名は不明ながら

調べてみると、‘ハミングバード’かなぁ。

 

 

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しきりに蟻やミツバチが訪れているこの花。

 


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ほんのりと漂う、

ジャスミンに似た香りに誘われているのでしょうね。

 


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拡大して見てみると

全く別の表情が立ち現れます!

 

 

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ノリウツギも徐々に咲き進み

白さが際立ってきました。

 


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円錐形の 

下3分の2の純白と

トップに残るライムグリーン。

 


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まるで 

ソフトクリームに

ピスタチオのトッピングを散らしたかのよう…⁉︎

 

 

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緑が濃くなって

ややもすると暑苦しくなりがちな庭に

この花は

清涼な雰囲気をもたらしてくれますね。

 

 

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ポポーの実も少ーしずつ大きくなってきました。

食べ頃に熟すのは彼岸花の季節なので

まだまだこれから

雨風や猛暑という試練に耐えなければならない訳ですが…

 


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先日来の祈りに反して

こちらは次々と散らされて落ちてきていますね…

どうぞ耐えてくだされ〜

ナツズイセン咲く

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去年の春植えたナツズイセン(リコリス)。

葉っぱだけだった去年の夏から一年経って

見事に花を咲かせました!

 


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ヒガンバナ科なので 

特にスイセンに似ているところはないように思うのですが

何故かそのように名付けられているんですよね〜。

 


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3球植えたのが すべて咲いてきてくれそうで

うれしい限りです!

 


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こちらは キツネノカミソリ

毎年シュアに咲いてくれると良いのですが

わりと気まぐれな感じ。

今年の花は色が濃いですね〜

 


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ポポーの木に吊るしたフウランの花も

次々と咲き

芳しい香りで楽しませてくれています。

 

 

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生垣に混ざり込んだムクゲ

見れば見るほどトロピカル…⁉︎

 


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あー、また落ちてる!

STAY HOMEならぬSTAY TREETOPを遵守してほしいものです。


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雨が多過ぎてじめついた地面には

こんなキノコも出現してくる葉守です。

油断ならない…

 


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虫害のチェックにお邪魔したこども園にてパチリ。

木で手づくりされたフラッグが

とてもハートウォーミングでした💓

 

こんな梅雨の晴れ間が

そろそろ恒常的なものに変わってほしい!

でも 殺人的な猛暑になるのだけは

どうか勘弁しておくんなさい…

 

夏は葉壇!

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先日来の長雨で

いくつかのペチュニアがとろけた感じで

ダメになってしまいました…

水分過多を嫌う植物って意外と多いのです。

 

耐暑性がある花ものというと

選択肢が非常に限られてくる夏の時期。

頼りになるのが

コリウスなど、葉っぱの色で魅せるカラーリーフ植物です!

 


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どうです?

花にも負けない華やかさがございましょ?

 

売り場の苗として見ていると

あまりピンと来ないかもしれませんが、

地植えしてしばらくするとボリュームが増し

花壇ならぬ「葉壇」の構成要素として

如何に活躍してくれることか。

俄然、真価を発揮し出すのです!

 


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雨に負けなかったこのペチュニア

コリウスとのコンビネーションで

互いに引き立て合っていますね。

 


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とてもシックな

ペルシカリア‘シルバードラゴン’。

 

 

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フォレストパンシーの赤葉には

飽きることのないおしゃれさがあるように思います。

 

この「葉壇」という表現には

かなり前に

山形のモウズイカさんという方のブログで見て

唸った記憶があります。

http://www.mouzuika.com/

 

幅広く深〜い、植物への愛に満ちているお方で、

洒落の効いた表現もまた素晴らしいのです。

勝手にリスペクトして止みません…!!

 

 

 

 

 

 

蝉生る

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長雨が嘘のように上がった午後

少し明るくなった外へ出てみたら

待ちかねたかのように

蝉が羽化を始めているのを発見。

 

クマゼミの雄のようです。

 


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本来なら夕方から脱皮を開始し

夜じゅうかかって羽を伸ばして

朝になる頃 飛び立っていくのですが…

 


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長雨が降り続く間 

ジリジリとこのタイミングを待っていたのでしょう。

 


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もう何十分か早く見つけていたら

オパールのような 

やや乳白色がかったウランガラスのような

ラリックの作品のような

(…しつこい…!

もうええわ!キリがないから!何なんw)

この薄く繊細な翅の

さらに得も言われぬ妙なる美しさに出会えたかと思えば、

少々残念。

 

とはいえ

今回目にした状態でも

十分に美しかった訳ですが。

 

「蝉生る(せみうまる)」という季語は

夏の始まりを告げるこの時期のためにあるのですね。

 

 

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雨風に煽られて倒れ気味になりながらも

オニユリが開花していました!

 


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ちょっと、どこ向いてますかー⁉︎

 


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まあ、倒れていない他のオニユリも 

うつむき過ぎるぐらいうつむいてますけれども。

 


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クロコスミア(モントブレッチア)の存在感は

ますます高まっていますね。

 


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例年 

 水切れで落下してしまうことの多い若栗。

 

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十分過ぎる雨で水分はたっぷりなはずなので

今日落ちていたのは

激しい雨と風の仕業だと思われます。

 

今年は密かに豊作を期待しているのだから

他の子たちは しっかりしがみついててほしいな〜

 


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まだ鮮やかさを宿している、

ほぼ唯一のガクアジサイ

褪せた者たちとの対比が際立ちます。

 

しぶとく続いた長梅雨でしたが

そろそろ梅雨明けの気配も見えてきたような。

 

各地の水害や土砂災害のニュースを聞くと

胸が痛みますが

どうかどうか心安らかな日々が

被災された方々のもとへ

一日も早く訪れますように…

 

 

 

 

 

 

 

「帰ろう」を聴きながら

(以下 歌詞)

 

あなたは夕日に溶けて

わたしは夜明に消えて

もう二度と 交わらないのなら

それが運命だね

 

あなたは灯ともして

わたしは光もとめて

怖くはない 失うものなどない

最初から何も持ってない

 

それじゃ それじゃ またね

少年の瞳は汚れ

5時の鐘は鳴り響けど もう聞こえない

 

それじゃ それじゃ まるで

全部 終わったみたいだね

大間違い 先は長い 忘れないから

 

ああ 全て忘れて帰ろう

ああ 全て流して帰ろう

あの傷は疼けど この渇き癒えねど

もうどうでもいいの 

吹き飛ばそう さわやかな風と帰ろう

やさしく降る雨と帰ろう

憎みあいの果てに何が生まれるの

わたし、わたしが先に 忘れよう

 

あなたは弱音を吐いて

わたしは未練こぼして

最後くらい 神様でいさせて

だって これじゃ人間だ

 

わたしのいない世界を

上から眺めていても

何一つ 変わらず回るから

少し背中が軽くなった

 

それじゃ それじゃ またね

国道沿い前で別れ

続く町の喧騒 後目に一人行く

 

ください ください ばっかで

何も あげられなかったね

生きてきた 意味なんか 分からないまま

 

ああ 全て与えて帰ろう

ああ 何も持たずに帰ろう

与えられるものこそ 与えられたもの

ありがとう、って胸をはろう

待ってるからさ、もう帰ろう

幸せ絶えぬ場所、帰ろう

去り際の時に 何が持っていけるの

一つ一つ 荷物 手放そう

憎み合いの果てに何が生まれるの

わたし、わたしが先に 忘れよう

 

あぁ今日からどう生きてこう

 

(作詞:藤井風   作曲:藤井風)

 

 

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湯布院から取り寄せたジャズ羊羹を

コーヒーのおともにして

まさに至福のひとときです♪

 

風さん

そして ジャズとようかんさん

丁寧に丁寧に拵えてくださって

ありがとうございます!

 

風さんはおそらく

クリスタル・チルドレンの一人だと思われるほど

波動の高さを強く感じます…!

(こちとら凡人なので

正しくは…そう感じる気がする…程度ですが)

 

汚染されきって波動の低過ぎる 

いわゆる「芸能界」なんぞに

擦り寄ったり 擦り寄られたりすることなく、

クリスタル・チルドレンの使命

(←勝手に言うてますけども…)が成就できますやうに…

 

これまで不可能だと思われていたそんなありようも

今なら割と実現できる気がする2020年の岐路に、

あなたもあなたも 

そして もちろん私たちも 立ってるんです。

 

 

 

 

 

'colorless’ garden + α

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梅雨も後期に入り

アジサイが本格的に終盤を迎えてきました。

 


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アナベルは白→ライムグリーンへ

そして

ヒメアジサイは徐々に褪せた色合いへと変化。

 


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まだ白さを残したアナベルも少しありますが

 


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そのほかのものは

両性花が咲き終わって

装飾花の色褪せがすっかり進んでいます。

 

これはこれで

まるでジャンヌ・モローのような

シックな格好良さを感じさせてくれますよね。

 


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言わば、colorlessな魅力。

(よくよく見ると、とても微妙な色残りがある訳ですが)

 

 

 


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成長のゆっくりめなアメリカリョウブもcolorless仲間。

 


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これからの存在であるノリウツギ

今はまだcolorless。

 


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なかなか熟してこないブルーベリーも

ぎりぎりcolorless。

 


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オニユリのつぼみはと言うと、

こちらはまもなくcolorlessを脱するところ。

 


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そんな中で

彩りを添えてくれている貴重な存在が

アカシデの新芽。

赤芽ソロという別名に違わず

オレンジ〜朱色の枝先が

colorlessな庭にあって

ひとり気を吐いているのです。

 

 


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中には 

ほぼ「赤」と言って差し支えないような葉もありますね。

 


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小径の脇では

コマツナギのピンクや

 


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シオヤキソウの青みがかった白が

ほんの小さな花ながら

これも貴重な「差し色」として

計り知れない効果を発揮しているのです。

 

 

遅ればせながら…

各地の豪雨災害により被災された方々に

心よりお見舞い申し上げます。

 

雨水が浸み込むべき土を

アスファルトで悉く覆い固めてしまった罪に

そろそろ誰もが気づいて

後戻りすべきときが既に来ているのではないでしょうか?

 

言の葉の庭


『言の葉の庭』 予告篇 "The Garden of Words" Trailer

2013年の新海誠監督作品「言の葉の庭」。

新宿御苑の木々が正確に描かれていたり、

雨に濡れた街の様子や

空や雲の美しさ、

雨の降りかたそのものの描写が

何とも言えず魅力的だったり

この雨の季節にぴったり過ぎる映画で

何度も見返したくなってしまいます。

 

 


言の葉の庭 ED "Rain" - 大江千里 (秦基博) The Garden of Words

偶然見つけたのですが、

この映画のエンディング曲(秦くんによる大江千里のカバー)をカバーした

この方の演奏がまた素晴らしいです。

その名は、藤井風くん!

 

オリジナル曲でデビューもされているようですね。

YouTube上にたくさんカバー曲をUPされていて 

(全部聴いたわけじゃありませんが)

どれもが心を打ちます…!

 

衣装やかぶり物、小道具

あるいは顔つきなど

それぞれの曲に合わせた趣向が大抵凝らされていて

そこにもセンスを感じずにはいられません。

(まだとても若いのに。

しかも 随分前の少年時代から投稿は始まっていて びっくり!)

 

もう素敵すぎて…

 

大ブレイクしないようなら

きっと世の中がおかしい、と思います。