Hamori’s blog

ガーデンアトリエ葉守のひとりごとです。

雨の葉守(その3)

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低木や下草類が ちょっとワサワサしてきて

通りにくくなってきたところも。

特に 露を含んでいるときは…

 

雨が上がったら

要所要所でトリミングしなくちゃ。

 


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オルラヤは次々と咲いてくるので

まだまだホワイトガーデンは続いていってくれそうですね…!

 


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ギボウシの青みがかった個体の間近に

よく似たブルー味の美しい葉が!

ミヤマオダマキ

こんな魅力を見せてくれるなんて 新発見。

 


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ぽっかり出現した空白地帯は

 


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光合成の大役を果たした白ヒガンバナの葉が

くたびれてきたのを刈り取った跡。

 

毎年 この状態になると 

ここに「ヒガンバナ養生中」とかなんとか

立て札を立てておきたくなる

無聊を感じます。

 

重い腰を上げて 作りますか…!

 

それか、

早く トラディスカンティアのライム葉が

繁ってきて

このあたりを覆いつくしてほしい…

 

 


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コガクウツギ

 


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ヒメアジサイ

 


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コアジサイ

紫色の軸の美しさにハッとさせられます。


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ベビー・アナベルと呼びたくなる、

なんとも可愛らしく 

そして

早くも完成度を予感させてくれる

このありよう!

 

さまざまな品種が

それぞれにスタンバイを着実に進めていて、

アジサイの季節は

もうすぐそこまで来ています…!

 

 

雨の葉守(その2)

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里庭のレモンの花が

これまでで一番たくさん咲きました!

 


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あたり一面に漂う 芳しい香り。

 


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甘夏の方にも

あまり数は多くないものの

花を咲かせた跡が見られます。

 

 


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森庭に戻って またパトロール開始。

 

コバノズイナが まもなく満開となり

一段と白く、まわりを明るく照らしてくれそう。

 

コンパクトな低木ながら、

とてもいい仕事をしてくれる 信頼できるキャストなのです。

 

 


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植えたことを忘れていたユリ ‘ロートホルン’。

ササユリに似た、可憐な風情です。

ユリにしては ちょっと早く咲いたのですね。

 

 


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ベンチまわりのノイバラ。

 


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ホワイトガーデンの準主役として頑張ってくれています。

 

 


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もう少し前が盛りだった様子。

見てあげられてなくて 申し訳ありませなんだ…!

 

 

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淡い淡いブルーが美しい

セアノサス ‘ヘンリー・デス・フォッセ’。

 


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玄関前の狛犬プランター2基の

ルブス ‘サンシャイン・スプレッダー’

(別名 ナワシロイチゴ)。

 

花弁が開ききることはなく、

可愛いピンクのきんとんみたいな

この状態が最高潮なのです。

 

葉や茎に棘があるのはわかっていましたが

よく見ると

花の顎にもチクチクの棘が。

 

過剰防衛気味にも思えるけれど、

やがて成る実を

いけすかない外敵から守るための知恵なのでしょうか。

 

病虫害に強いのも

それに依るところが大きいのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雨の葉守(その1)

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久しぶりのまとまった雨。

窓に映る景色は

まさに滴るような緑・緑・緑…!

 

 


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中高木の葉が出揃って

緑量が飛躍的に増したこの庭に、

 

 


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オルラヤの白い花々が

清楚で爽やかな風情を添えてくれています。

 

アカシデの幹が 雨に濡れると

くっきり黒く見えるので、

白花との対比も鮮やか。

 

 


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冒頭の写真の背景は

ジューンベリーの群植エリアなのですが

 


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雨粒を弾く丸い葉のテクスチャーや

色づくまでの期待が高まるベリーの存在感は

まったく見飽きることがないほど

魅力に溢れています!

 

昨年までの記録を振り返ると、

ジューン(六月)を待たずして

大体五月の第3週あたりになると

赤い実が目立ってきていたので

そろそろ熟しのカウントダウンも始まりそうな気配。

 

 

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アプローチで特筆すべきは

ホタルブクロの勢力拡大…!

 


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足元に従えているのは

 


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たくさんのヘビイチゴ

 


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「オペラモーヴ」とでも呼びたいような、

五月の空気に似合う

素敵な色ではありませんか!

 

 


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少し摘んで

玄関に飾ってみることに。

 

 

 


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子供たちが 蛍を中に入れて遊んだという

細長いベル型の花弁。

 

やったことないにも関わらず

郷愁を誘われてしまいます(笑)

 

今を盛りとばかり庭に咲く花を

室内にも生けてみる…

「庭屋一如」実現への

大事な第一歩ではないかと思います。

 

 

Virtual Chelsea!

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軒並み中止となっているイベントの中でも

残念度が極めて高いと思われていたであろう、

チェルシー・フラワーショー。

 

RHS(英国王立園芸協会)からのニュースレターで

ヴァーチャル版が開催されることを知りました。

 

5/18(月)から23(土)までの6日間

最初の日はRHSメンバーズデイなので

非会員の方は19日(火)以降となります。

 

メールを受け取るアカウントの作成をする必要があるようですが、

RHSが この状況のなかで満を持して行うイベントなので

ヴァーチャルとはいえ 

きっとメリットがあり 見応えのあるものになるのではないかと思われます。

 

詳しくは

https://www.rhs.org.uk/shows-events/virtual-chelseaにて

ご確認くださいまし。

 

 

 

 

 

ハニーサックル‘ゴールドフレーム’

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自宅の塀のところに植えているスイカズラ

次々と開花中。

 


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このシックな暗赤色の蕾が

 


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膨らむに連れて 明るく変わってきて

 


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花開いた時には

え? ワタクシにそんな黒歴史ありましたっけ?

…ってな感じの華やかな面持ちに!

 


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品種名の「ゴールドフレーム」は

gold flameなので 金色の炎 という意味ですが、

あれ? gold frameだったかな?…

と一瞬 思ってしまうほどの

外周ぐるりが金の枠組み。

 

 

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大好きなハニーサックル

ウィリアム・モリスの壁紙から

この花の柄行きを選んで一室に施しています。

 

 

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何色かカラーバリエーションがあるうちで

一番ゴールドフレームっぽい色出しのものを選んで。

 

柄合わせの点などで

クロス屋さん泣かせの柄という噂もありましたが、

腕の良い職人さんだったので

きっと会心の仕上がりだったことでしょう。

 

 

 

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この季節から9月ぐらいまで

咲き続けてくれるこの花。

 

壁紙を背景に

長谷川陶房の花器に生けてみました。

こういう遊びをするために

生きている気もいたします!

 

 

 

 

 

 

 

ひと安心…⁈

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葉守のデッキに置いているヤマシャクヤク

先日に続いて 二輪めが開花しました!

…ん?  その足元に落ちてるのは…

 


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さくらんぼの種!

 


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鳥たちが いつの間にかやって来て

赤く熟した実を啄んでいったようですね。

 

ひとまず

鳥たちがまだ無事でいてくれて良かった…!

 


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ジューンベリーの実も

かなり目立ってきました。

 

五月中頃ぐらいからは

順次色づいてきそうで

すごく楽しみです。

 


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里庭のレモンには、たくさんの蕾が。

昨年は実がすべて落ちてしまって

がっかりしたので

今年は施肥等しっかりして 策を講じたいです。

 

無農薬の実で作るレモンカードの美味しさは

何物にも変えがたい魅力ですから。

 

 

それにしても…

植物の交配に力を尽くしてくれる

虫や鳥のいない 「沈黙の春」なんて

まっぴら御免ですよね…!

彼等がまずモロに被害を被ることになる

“五爺”とやらの全国的本格始動、

国やキャリア各社は なんとか

思いとどまってくれないものでしょうかねぇ。

 

 

初夏への序章

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一番奥のヤマツツジ

何とも言えない良い色のアクセントとなってくれている森庭。

ふと気付くと

足元の下草類のボリュームが増し、

全体的に10cmほど上にせり上がってきたように感じられます。

 


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オルラヤの白い花が

あちらこちらで咲き始め

 


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色濃くなった木々の緑を緩和するかのごとく

爽やかさを庭にもたらしてくれています。

 


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林床がこの花に覆われる

ひとときのホワイトガーデンの季節も

もうすぐです…!

 


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アプローチから 池のまわりにかけては

ホタルブクロが大躍進中。

 

 


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この場所では ちょっとどうなの?…

というロケーションにも スクスク。

まあ、お手並みを拝見してみましょう。

 


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おや…

チョウジソウも

ひっそり でも しっかりと咲いていますね。

 


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玄関の甕に投げ入れて久しいサンゴミズキ

可愛い白花が開きました!

 


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その近くのルブス(フユイチゴ)にも

蕾がたくさん目立ってきましたね。

毎年ピンクの可憐な花を

律儀に咲かせてくれる頼もしい門番。

 


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里庭のセリンセ・マヨール。

萼のあたりの微妙な色出しには

いつも見とれさせられてしまうのです。

 


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日差しが強まってきたせいか

テーブル上のヒナソウの鉢植えが

ちょいとぐったり…

 


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慌てて水分補給をさせ、

1時間後には元気を取り戻しました。

(ホッ)

 


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アカシデの葉が繁り、

デッキに落ちる樹影もくっきりしてきた五月。

季節は、俄然 初夏へと向かい始めました。