Hamori’s blog

ガーデンアトリエ葉守のひとりごとです。

Virtual Chelsea!

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軒並み中止となっているイベントの中でも

残念度が極めて高いと思われていたであろう、

チェルシー・フラワーショー。

 

RHS(英国王立園芸協会)からのニュースレターで

ヴァーチャル版が開催されることを知りました。

 

5/18(月)から23(土)までの6日間

最初の日はRHSメンバーズデイなので

非会員の方は19日(火)以降となります。

 

メールを受け取るアカウントの作成をする必要があるようですが、

RHSが この状況のなかで満を持して行うイベントなので

ヴァーチャルとはいえ 

きっとメリットがあり 見応えのあるものになるのではないかと思われます。

 

詳しくは

https://www.rhs.org.uk/shows-events/virtual-chelseaにて

ご確認くださいまし。

 

 

 

 

 

ハニーサックル‘ゴールドフレーム’

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自宅の塀のところに植えているスイカズラ

次々と開花中。

 


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このシックな暗赤色の蕾が

 


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膨らむに連れて 明るく変わってきて

 


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花開いた時には

え? ワタクシにそんな黒歴史ありましたっけ?

…ってな感じの華やかな面持ちに!

 


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品種名の「ゴールドフレーム」は

gold flameなので 金色の炎 という意味ですが、

あれ? gold frameだったかな?…

と一瞬 思ってしまうほどの

外周ぐるりが金の枠組み。

 

 

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大好きなハニーサックル

ウィリアム・モリスの壁紙から

この花の柄行きを選んで一室に施しています。

 

 

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何色かカラーバリエーションがあるうちで

一番ゴールドフレームっぽい色出しのものを選んで。

 

柄合わせの点などで

クロス屋さん泣かせの柄という噂もありましたが、

腕の良い職人さんだったので

きっと会心の仕上がりだったことでしょう。

 

 

 

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この季節から9月ぐらいまで

咲き続けてくれるこの花。

 

壁紙を背景に

長谷川陶房の花器に生けてみました。

こういう遊びをするために

生きている気もいたします!

 

 

 

 

 

 

 

ひと安心…⁈

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葉守のデッキに置いているヤマシャクヤク

先日に続いて 二輪めが開花しました!

…ん?  その足元に落ちてるのは…

 


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さくらんぼの種!

 


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鳥たちが いつの間にかやって来て

赤く熟した実を啄んでいったようですね。

 

ひとまず

鳥たちがまだ無事でいてくれて良かった…!

 


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ジューンベリーの実も

かなり目立ってきました。

 

五月中頃ぐらいからは

順次色づいてきそうで

すごく楽しみです。

 


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里庭のレモンには、たくさんの蕾が。

昨年は実がすべて落ちてしまって

がっかりしたので

今年は施肥等しっかりして 策を講じたいです。

 

無農薬の実で作るレモンカードの美味しさは

何物にも変えがたい魅力ですから。

 

 

それにしても…

植物の交配に力を尽くしてくれる

虫や鳥のいない 「沈黙の春」なんて

まっぴら御免ですよね…!

彼等がまずモロに被害を被ることになる

“五爺”とやらの全国的本格始動、

国やキャリア各社は なんとか

思いとどまってくれないものでしょうかねぇ。

 

 

初夏への序章

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一番奥のヤマツツジ

何とも言えない良い色のアクセントとなってくれている森庭。

ふと気付くと

足元の下草類のボリュームが増し、

全体的に10cmほど上にせり上がってきたように感じられます。

 


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オルラヤの白い花が

あちらこちらで咲き始め

 


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色濃くなった木々の緑を緩和するかのごとく

爽やかさを庭にもたらしてくれています。

 


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林床がこの花に覆われる

ひとときのホワイトガーデンの季節も

もうすぐです…!

 


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アプローチから 池のまわりにかけては

ホタルブクロが大躍進中。

 

 


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この場所では ちょっとどうなの?…

というロケーションにも スクスク。

まあ、お手並みを拝見してみましょう。

 


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おや…

チョウジソウも

ひっそり でも しっかりと咲いていますね。

 


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玄関の甕に投げ入れて久しいサンゴミズキ

可愛い白花が開きました!

 


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その近くのルブス(フユイチゴ)にも

蕾がたくさん目立ってきましたね。

毎年ピンクの可憐な花を

律儀に咲かせてくれる頼もしい門番。

 


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里庭のセリンセ・マヨール。

萼のあたりの微妙な色出しには

いつも見とれさせられてしまうのです。

 


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日差しが強まってきたせいか

テーブル上のヒナソウの鉢植えが

ちょいとぐったり…

 


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慌てて水分補給をさせ、

1時間後には元気を取り戻しました。

(ホッ)

 


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アカシデの葉が繁り、

デッキに落ちる樹影もくっきりしてきた五月。

季節は、俄然 初夏へと向かい始めました。

 

Le Temps des Cerises(写真追加しました!)

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暖地サクランボが

徐々に赤く色づいてきました!

 

狙いに来ているはずの

鳥たちの気配があまりないのは

どうしたことでしょう?

(電磁波が強まったせい…?

これはこれで かなり心配です。)

 

 


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ツヤツヤの赤い宝石!

 


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そりゃあ、山形のさくらんぼには敵いませんが

十分に甘酸っぱい美味しさ。

何より、庭で実を摘んで すぐ賞味できる幸せ。

それは

目にも舌にも心にも沁みわたる幸せと申せましょう。

 

 

あー、でも 許されるのなら

高橋フルーツランド(@山形県上山市)にも

また行きたいな〜。

 

コロナ後 もう元の世界には戻り得ない、

とか言うけれど

“わたしの好きなこの世界”(by  宮本浩次)

をどうこう蹂躙しようというのは

ちょっと許しがたい気がして…

 

サワニよりサニワ。

ひいては「清庭(さにわ)」だと思うぞ。

(都市伝説スペシャルを観てない方には

はぁ???…でしょうが。)

人間だけで世界を構成しているとでも思い込んでるのでしょうかね、全く。

 

 

ひとまず

古き良きシャルル・トレネの唄でも

お聴きくださいませ。

 

Jardin des Iris

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実家の庭で

アイリスの小群落があちこちに立ち現れてきました!

 


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まるで

暦が皐月に入ったのがわかっているかのよう。

 


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元・幼稚園の年少クラス「あやめ組」としては

密かに肩入れしている花でもあります。

(もはや半世紀以上前の記憶…)

 


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ここの染めの鮮やかな格好良さ!!

 


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咲く前の ちょっとかたくなな濃い藍色が

ふわっとほどけて

艶やかな江戸紫へと向かう…

 


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こちらは 黄色のブロッチのタイプ。

 


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虫や小鳥へのアピール度も

さぞや高かろうと思わせる、

印象深い くっきり意匠。

 

 

 


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葉守へと戻って来ると…

あ! ジャーマンアイリス!!

 


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いろいろありましたが、

今年も無事に咲いてくれました。

 


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この色。

この見事過ぎる立体構成。

見飽きませんね〜!

 


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片隅では 黄色一色のジャーマンアイリスも。

 

葉守のジャーマンアイリスが咲くこの季節、

先代庭主からの

時空を超えた洒落たギフトだなぁ…と

思わずにいられません。

 

RhododendronとPaeoniaceae

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青空を背景に

華麗に咲き誇るシャクナゲ

 

 

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蕾が膨らんでいく過程も

ワクワクさせてくれるこの花。

 


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同じ科だけあって

ひとつひとつの花はツツジそのもの。

この科の特徴である

合弁花(花びらが分かれていない)となっております。

 


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ツツジ ‘老いの目覚め’は

目にも鮮やかな きっぱりしたフクシャレッド。

しかし、身につまされるネーミングです…(笑)

 


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昔から植わっていて 品種不明の一株。

琉球ツツジ系の ‘桜衣’かなぁ…?

 


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ヤマツツジ

このちょっと褪せて見える色は

何色と言えばぴったりくるのでしょう?

真赭(まそお) か 潤朱(うるみしゅ)が

近いように思いのですが…

https://www.i-iro.com/dic/category/jpn

 

 

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ヒラドツツジは ひと足遅れて展開する心づもりのようで…

ほかの春の花々が

まだまだフレッシュさを保っているなか

空気を読んで足踏みしてくれているのを感じます。

 

 

 


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こちらは お客様宅のボタン。

かなり古い株ですが

折に触れて

肥料を与えたりして見守ってきたのが

奏功したのか、

これまでで一番花をつけました!

 


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チューリップとかの中を覗き込んだときと同様、

絶妙な色合わせや造形美に驚かされます。

 


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濃いマゼンタの方も この通り。

見飽きることのない 美しき小宇宙ですね。

 

 

空白に感じられるこの期間にあっても、

自然は刻々と歩みを進めて

その日その時の光にふさわしいものを

眼前に繰り広げてくれています。

 

愚民化のためにお膳立てされたあれこれに

うかうか乗ってる暇なんて

本当はないんじゃないでしょうか⁉︎