Hamori’s blog

ガーデンアトリエ葉守のひとりごとです。

閏え!

ぼーっとしているところへ飛び込んできた

東京事変 再始動、いえ 再生のニュース!

 

興味を持ったときには既に彼等は活動を終えていた、

私のような間抜けファンにとっては

うれしい限り。

 

キャッチフレーズは「閏え!2020東京事変▶︎再生」、

新曲のタイトルは「選ばれざる国民」

…ですって。

 

このセンス、

この鋭利な切っ先に緊張しながら、

リアルタイムで追っかけることができるのは

至福の経験になりそうで

とても楽しみです。

 

平安神宮へ

f:id:Hamori:20200104222744j:image

三が日も過ぎて

少し人出は落ち着いたであろう京都・平安神宮

初詣に出かけて来ました。

 

参詣の後は

神苑の庭景色を特等席から眺めることができる平安神宮会館へ。

 


f:id:Hamori:20200104203250j:image

植治・小川治兵衛さんによって作られた庭園を

こちらのアングルから眺められるのは

この建物だけ。

 

 


f:id:Hamori:20200104221545j:image

お目当ての

この庭景色を眺めながらのアフタヌーンティー

ただでさえ 願ったり叶ったりの体験ですが、

この時期は お正月バージョンの内容で

おせちの口取り的なラインナップや

お屠蘇なども含まれていて

とても晴れやかな楽しさに溢れています!

 

 

f:id:Hamori:20200104221605j:image

三段重ねのお重のうち

上の画像の「二の膳」の内容は

鳥居型を粉砂糖でデコレーションした抹茶ティラミス、

宝石のような琥珀糖、

つやつやの金柑コンポート、

抹茶のオペラケーキ。

 

塗りの器に映える

目にも美味しい 心尽くしの品々と

何杯でも 何種類でもいただけるドリンクの数々とともに

とても 贅沢な時間を楽しませていただきました。

 

なんたって

眼下の池にカワセミを眺めながら…

などという あり得ないシチュエーションなのですから…

 

通常時の「京アフタヌーンティー

(予約もこちらから可能) ↓

https://www.heianjingu.com/party/afternoontea/usual/

 

 

 


f:id:Hamori:20200104203229j:image

帰り道、

鴨川のほとりの木に

何やら 緑の実がたくさん!

 


f:id:Hamori:20200104203237j:image

近づいてみると

この季節だというのに

まだまだフレッシュな センダンの実でした。

 


f:id:Hamori:20200104203246j:image

葉守のムクロジの実を思い起こさせるようなサイズ感。

(ほぼサクランボ大)

 

この時期だと

通常はもっとクリーム色っぽく変わって

しわしわになりつつあることが多いセンダンですが

この爽やかな淡い緑のピチピチ状態は目を惹きますね。 

…ちょっとした時空の歪みが ここに。

 

 


f:id:Hamori:20200104203233j:image

二条通り沿いのお店にあった松飾り。

三角フラスコのようなガラス器を使っているのが画期的。

 


f:id:Hamori:20200104203225j:image

同じお店を彩る 別のお正月飾り。

稲わらを暖簾状に組んで 餅花を丹念に付けてあります。

左下にある

ロウヤガキの鉢植えとのバランスもエクセレント!

 

こ、これは…おそらく

気鋭のお花屋さん・「みたて」さんによるものなのではないでしょうか?

 

素敵すぎる……

 

 

とても久しぶりに訪れた京都。

あちらこちらと欲張らずに

限られた場所、限られた収穫を

反芻しながら帰る方が、

むしろ楽しいと思えるこの頃です。

 

次回は 

「みたて」さんのアジト詣でにも 是非挑戦してみたいもの。

 

 

 

 

 

あけましておめでとうございます。

f:id:Hamori:20200102091113j:image

年々希薄になる越年の緊張感と期待感。

この度もまた

実感もないまま新しい年を迎えてしまった訳なのですが…

どうぞ2020年も

よろしくお付き合いくださいますよう

お願い申し上げます。

 

 

f:id:Hamori:20200102074538j:image

さて

新年早々パトロールした葉守サテライト畑では、

一昨年の冬に植えた四季なりイチゴが赤い実をつけ続けていたり

 

 

f:id:Hamori:20200102004143j:image

寒さにあたった葉が

その実に負けず劣らず

美しい赤に染まっていたり。

 

 

 

 

 

f:id:Hamori:20200101202206j:image

カシワバアジサイもこの通り

美しいグラデーションの紅葉を未だ誇っているという 

晩秋〜初冬の気配を色濃く残しているのでした。

 

 

 

f:id:Hamori:20200101202224j:image

とは言え

アジサイの新芽はぷっくり成長していたりして

来たるべき春への準備が

着々と進んでいるのもまた事実。

 

じつは

アジサイの黄葉もまだ落ちずにしがみついている状態だったのですが、

年が明けた今では

その状態が潔くない「じじむささ」に感じられるような気がして

人為的にむしり取ってみたのでした。

(すると 途端に

新年〜早春の表情に変貌した気がします!)

 

お正月気分に飽きたり

暖房の効いたお部屋で身体がなまったりしたときには

そんなお庭の軽作業による気分転換もおすすめ。

 

せっかくの新芽を傷めないよう注意しながら

葉の根元を斜め下方向に向けてやると

面白いように古い葉が外れていきますよ。

 

 

f:id:Hamori:20200101202255j:image

われわれといえば…

年末ぎりぎりまで

メンテ作業に明け暮れていたせいか

もう少しお正月気分に浸っていたいため、

ジュエリーのように美しいチョコレートを賭けて

しばしカードゲームに勤しませていただきたいと思います(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

迎春準備

f:id:Hamori:20191231015552j:image

歳神様は12月31日の早朝にいらっしゃるらしく、

30日のうちにお正月の飾り付けをしておかなければ

その家は神様を迎える意思なしと判断されてしまって

門前で踵を返されるのだそう。

 

古来より

一夜飾り(大晦日に飾り付けをする)を良しとしないのは、

そういうことらしいのです。

 

f:id:Hamori:20191231015615j:image

…ということで

30日のうちに 何とか設えることができた

葉守の玄関まわりでございます。

 

ドアの両脇には 根引き松の一対。

先日のNHK趣味の園芸朝井まかてさんのコーナーにおいても紹介されていましたが

この松飾りはやはり

雰囲気を厳粛に引き締めてくれる

ある種の結界でもあるのだろうと思います。

 

 

f:id:Hamori:20191231015612j:image

ドア中央に付けたのは

ヴェロニカさん作のしめ飾り。

梅の古木の寂びた風情に  

生き生きとした大王松の常盤緑、

 そこにナンテンの鮮やかな紅色がプラスされて

潔くモダンな表情です。

 

そして

稲わらをあざないし縄の力強さが

日本のDNAとでも言うべき重要なエレメント!

稲作がすべての基本だということを

誰しも心の奥底で忘れてはならないのです。

 

 

 


f:id:Hamori:20191231015615j:image

薩摩焼の甕(骨董)には

サンゴミズキとセンリョウ、

餅花をあしらった柳を合わせてみました。

 

全体的に ちと

赤が多くなりすぎた気もしないではありませんが、

新たな年を寿ぐめでたさ ということで…😊

 

みなさま

本年は大変お世話になり ありがとうございました。

お忙しいなか

当ブログもご覧くださいまして

心より感謝申し上げます。

 

どうぞみなさま お揃いで

良いお年をお迎えくださいませ。

 

来年も

何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

雑草の叡智

 

ジェフ・ロートンさんの数ある動画で

少しずつお勉強しているのですが、

今回のは

いわゆる「雑草」は

その土地土地にとって必要なものが生えてくるのだというお話。

 

例えば 根の形態。

スパイクのような直根が地中に伸びて生えるものは

やがて枯れたのちに

硬すぎる土をほぐせる状況を生み出し、

またヘアネットのようなような細い根をわずかずつ広げて生えるものは

柔らかすぎる土を徐々にまとまりのある状態に変えていくのだと…

 

マメ科の植物たちは

環境にとって重要な窒素成分を土にもたらしてくれたり…

 

すべては

“地球を修復していくため”の叡智に溢れている訳です。

 

そう

もともと完全無欠のシステムが

ここにはあった!

 

そのことに気づくかどうかで

われわれの行く先は

大きく二手に分かれてしまうのでしょうね。

 

 

今年も余すところ二日。

来たる2020年が 心清い時代の幕開けとなりますように…☆

 

 

 

 

 

 

 

 

クリスマス・プレゼント

 

↑含羞の人・宮本浩次が サンタ帽を被らされて…

…可愛い。

 

それにつけても、

ソロ元年の今年

心を抉るような名曲、名歌唱を連発しているというのに

紅白へ 昨年からの連続出場をさせない

NHKの「どセンス」には畏れ入る。

 

どうしたって枠からはみ出してしまう、

けれど

どんなにか「歌謡曲」に憧れ

焦がれているであろう

宮本浩次の“心根”を

何で解ってやらないのだろう…?

まさに 無粋極まりなし!

 

老婆心ながら、

彼には

椎名林檎が言うように

 

「こんな時代じゃ手間暇かけようが
  かけなかろうが終いには一緒くた
  きっと違いの分かる人はいます
  そう信じて丁寧に拵えてましょ」

    (←「人生は夢だらけ」の歌詞より)

 

と思って

信念を貫いていただきたいものであります。

 

(いや 本当に

自分でも 事あるごとに反芻して

このフレーズには

勇気をもらっておるのです。)

 

メイキング映像の中で

宮本サンタが

高層ビルの屋上からだと

星空がすごく綺麗なことを教えてくれていました。

(人工的な光源の はるか上空にあるから。)

 

高みを目指そうぜ…!

というメッセージを込めた

ファンや心ある人々へのクリスマス・プレゼントなのだと

勝手に解釈することにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

柚子の贅沢

 

f:id:Hamori:20191222234014j:image

冬至の今日。

葉守の花柚子の実付きが良くなかった今年、

お庭のお客様からうれしい到来物が…!

(毎年 豊作となる、

何ともうらやましいお庭なのです)

 

 

f:id:Hamori:20191222235758j:image

早速 お風呂に浮かべて。

 

 

f:id:Hamori:20191222234009j:image

香りと色彩と触感を

たっぷり楽しませていただきました。

 

 

f:id:Hamori:20191223000212j:image

ヘタが上になってる方が

フォトジェニックでいいかと思いきや…

 

 

f:id:Hamori:20191222235941j:image

微妙な空気層の位置関係から生じる

浮力の作用によって(?)

絶対に反転しちゃうんですね…!

 

これまで意識していなかったけれど、

これは必ずそうみたい。

  

 

ところで

柚子の香りの中には

なにがしかの松茸フレーバーが潜んでいる…と

お思いになりません?